小田急線町田駅北口から徒歩10分ほどのところにある妙延寺は森野妙円寺は日蓮宗大本山池上本門寺の末寺で600年を超える歴史を持つ由緒あるお寺です。
妙延寺の概要
名称 | 妙延寺 |
住所 | 〒194-0022 東京都町田市森野2丁目9−6 |
アクセス | 小田急町田駅北口から徒歩10分 |
電話番号 | 042-722-6406 |
ホームページ | なし |
妙延寺の由来
境内にあった石碑には、
当山法燈の歩み
森野妙円寺は日蓮宗大本山池上本門寺の末寺で長瀧山と称す。
日蓮大聖人尊定の大曼荼羅を本尊とする法華の精舎として永和2年(1376)唱導院日顕承認の創草になり(中略)昭和20年5月25日第二次世界大戦の戦禍を受け山門を残し堂宇ことごとく烏有に帰す。
とありました。このお寺が始まったのが646年前だったとこと、第二次世界大戦で山門以外がすべて消失してしまったことがわかりました。歴史が深いお寺だったのに、残念なことです。
烏有に帰す(うゆうにきす)という言葉が分からず調べてみたところ、「すっかりなくなる。特に、火災で焼けること」だそうです。一つ勉強になりました。
Google Map
小田急線町田駅から10分の距離にある妙延寺はお散歩の目的地としてちょうどいいね!
妙延寺の境内
周りを道路に囲まれているけど一旦境内に入ると静かで静謐な感じ…だよ
境内には本堂の他 山門、手水舎、鐘楼、日蓮上人像などがあります。
妙延寺の山門
第二次世界大戦で唯一残った山門です。
近づいてみると柱や彫り物に時代を感じますし、彫りがとても繊細で見事です。
手水舎
山門をくぐると右手に手水舎があります。
今はコロナ対策だと思いますが、お水は出ていませんでした。
鐘楼
山門をくぐって左手には鐘楼があります。
またその手前には、
先ほど由来が書いてあった石碑ともう一つ石碑がありますが文字は読めませんでした。
日蓮上人像
本堂の左手に日蓮上人像があります。
その他のオブジェ
その他、気になったオブジェを撮影してきました。
本堂横にあるこの雨水受け(?)の彫刻や形が素敵です。
正四角体の石に仏様が彫ってあるこのオブジェも気になりました。もしかして古いものなのかもしれません。
歴史が深いお寺だから意外な発見があるかも?
この頃涼しくなってお散歩日和だから、ちょっと足を伸ばして歴史を感じてみよう!