とても天気が良かったので境川で見かけた花や生き物を写真に撮ってきました。町田駅という大きな駅の近くなのに境川には驚くほどたくさんの自然があります。ゴールデンウィークには境川ゆっくりロードのお散歩をして、花や生き物を見つけるというのはいかがでしょうか?
春の境川(4月下旬)で見つけた植物の写真と名前
桜も終わり、境川ゆっくりロードではさつきの季節になりました。道ばたでは植物が青々とし、様々な花が咲いています。
アカバナユウゲショウ
夕方に花が咲く、ということでこの名前が付いたらしいですが実際には昼から咲いています。原産地は南米、北米南部で明治時代に観賞用として輸入されたものが自生するようになったようです。
ブタナ
タンポポに似ているのですが、茎が長いので違うということが分かります。別名 タンポポモドキ。ヨーロッパ原産。
国立環境研究所の侵入生物データベース上での法的扱いは「要注」
ヒメツルソバ
ガーデニングにも利用される人気の植物でヒマラヤ原産だそうです。よく見かけるのですが、名前を知らなかったので「ピンク 小さい ポンポン 植物」で検索したら見つかりました?
ヒメジョオン
姫女菀と書いてヒメジョオン、ということ。ヒメジオン と思っていました!北アメリカ原産。
カタバミ
ハート型の葉を持つ黄色い花。どこでもよく見かける花だし、カタバミ(片喰) という名前は聞いたことがあるのにこの花ということを知りませんでした。世界中に分布していてどこが原産、ということはないようです。古くからあるため、日本では家紋の柄として多く使われています。
シロバナマンテマ
シロバナとつきますがピンク色の花です。花の根元に膨らみがあって縞模様で毛が生えているというちょっと奇抜な形をしています。ヨーロッパ原産。
ナガミヒナゲシ
英語名はポピー。地中海沿岸原産で、1960年に東京で初めて確認されたそうです。繁殖力がとても強いため、生態系の問題で危険視されていることもあるようです。
国立環境研究所の侵入生物データベース上での法的扱いは「無し」
カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)
地中海原産。日本全国に自生している。
子どもの頃、おままごとに使うため、この植物を見つけると「リアリティが出る!」とテンションが上がりました。名前を知らなかったので検索していたら「レシピ」もあり、実際に食べられるということを初めて知りました。
ベニカナメモチ
森野住宅付近で、境川ゆっくりロードとの境に生け垣として植えられています。今の季節は白い花が咲いてとてもきれいです。
カナメモチは日本に昔から自生していたバラ科の植物だそうですが、ベニカナメモチはそれをアメリカで他の植物と掛け合わせて作られた、という情報を見つけました。
まだ花が咲く前のつぼみはまるで幾何学模様のようなデザインでとてもかわいらしいです。
春の境川ゆっくりロードで見かけた生き物
境川ゆっくりロードで見つけた生き物はこちら!
亀
天気がいいからか、甲羅干しをしています。
鯉
鯉はかなり大きいものや錦鯉と思われる色鮮やかな鯉が境川にとてもたくさんいます。
鴨
鴨もよく見かけますが、この日はちょうどコンクリートの浅いところに上がって餌を食べようとしているところが見られました。
川鵜(かわう)
川鵜(かわう)は境川で他の場所でもたまに見かけます。この場所で見たのが2回目なのでこの付近に住んで(?)いるのかもしれません。写真で見るまで気づきませんでしたが羽の模様がとてもきれいですね(写真をクリックすると拡大します!)。
町田駅付近境川で鴨、川鵜、亀、鯉を見つけた場所の地図
これらの写真を撮ったところのおおよその地図はこんな感じです。
駅付近の狭い範囲なのにたくさんの生き物を見つけました。その日だけでなく何度か見たことがあるので、今の季節はこの辺に生息しているのかも?です。あ、鯉はいつもいろんなところにたくさんいます!
フェンスdeギャラリー開催中!クリーンアップ作戦は5月29日!
本日現在、境川ゆっくりロードのフェンスにたくさんの絵や写真が飾られています。
「境川クリーンアップ作戦」の協同活動の「フェンスdeギャラリー」という催しで飾られています。今年の「境川クリーンアップ作戦」は5月29日に行われます。
当日参加可能な会場や事前登録の情報は こちら を見てみて下さい。